Google AI 関連資格を2つ取得しました
2025年の年末から2026年の年始にかけて、Google が提供する AI 関連の認定資格を2つ取得しました。
- Google AI Essentials Certificate
- Google Prompting Essentials Certificate
この2つはセットで学ぶことで、AI を効果的に活用するための「理論」と「実践」の両輪が身につきます。

なぜ取得したのか
現在、プログラミングの独学中で、Claude や Gemini などの生成 AI を日常的に使っています。
「もっと効果的に AI を活用したい」 「AI 時代に必須のスキルを身につけたい」
そんな思いから、この2つの資格取得に挑戦しました。
日本リスキリングコンソーシアムの特典を利用することで、どちらも無料で受講できることも大きな理由でした。
2つの資格の違い
| 項目 | AI Essentials | Prompting Essentials |
|---|---|---|
| 位置づけ | 理論編 | 実践編 |
| 内容 | AI の基礎と倫理 | プロンプト技術 |
| 学べること | 責任ある AI の使い方 | TCREI フレームワーク |
| 所要時間 | 約6時間 | 約10時間 |
2つはセットで学ぶべき内容です。 AI Essentials で「なぜ」を学び、Prompting Essentials で「どうやって」を学ぶ構成になっています。
受講期間と難易度
所要時間: 合計約16時間(3日間)
年末年始の時間を使って、並行して受講しました。
難易度: どちらも初心者向けの内容で、AI を全く触ったことがない人でも理解できる構成になっています。
ただし、「知っているつもり」の人ほど発見があります。 私自身、日常的に AI を使っていましたが、「こういう視点があったのか」と気づかされることが多くありました。
Google AI Essentials
学習内容
- 生成 AI の基礎知識
- AI の仕組みと可能性
- 責任ある AI の使用(倫理的側面)
- ビジネスや学習での AI 活用法
印象に残ったこと
特に印象に残ったのは「責任ある AI の使用」です。
AI は便利なツールですが、使い方を誤ると:
- バイアスの増幅
- プライバシーの侵害
- 誤情報の拡散
といったリスクがあります。
「より良いものを作るために、どう AI と向き合うべきか」
この視点は、今後のプログラミング学習や開発において重要な指針になると感じました。
つまずいたポイント
倫理的な問題について考える課題では、正解のない問いに向き合う必要がありました。
「この使い方は適切か?」 「どこまでが許容範囲か?」
自分なりの判断基準を持つことの重要性を学びました。
Google Prompting Essentials
学習内容
- プロンプトエンジニアリングの基礎
- TCREI フレームワーク
- 具体的なプロンプト技術
- 実践的な課題演習
TCREI フレームワークとは
プロンプトを効果的に書くための5つの要素です:
T - Task(タスク) 何をしてほしいか明確に指示する
C - Context(コンテキスト) 背景情報や目的を提供する
R - References(参照情報) 具体例やサンプルを示す
E - Evaluate(評価) 出力の質を評価する基準を示す
I - Iterate(反復・改善) 結果をもとに改善を重ねる
印象に残ったこと
実践的な課題を通じて、自分のプロンプトの癖や考え方の偏りに気づかされました。
例えば:
- 曖昧な指示をしていた
- 文脈を省略しすぎていた
- 具体例を示していなかった
これらを意識的に改善することで、AI からの回答の質が劇的に向上しました。
つまずいたポイント
実践課題で、自分の考え方の癖が出てしまい、なかなか良い回答を引き出せないことがありました。
Gemini や Coursera のコーチ AI に相談しながら、少しずつ改善していきました。
2つを並行学習して感じたこと
セットで学ぶ意味
AI Essentials だけ → 理論は理解できるが、実践方法がわからない Prompting Essentials だけ → テクニックは学べるが、倫理的視点が欠ける
2つセット → 理論と実践の両輪が揃い、「責任を持って効果的に AI を使う」ことができる
この2つを組み合わせることで、初めて資格の意味が見えてくると感じました。
おすすめの学習順序
並行して学ぶのがベストですが、どちらか一方なら:
まず AI Essentials(理論)
- AI の基礎を理解
- 倫理的な視点を学ぶ
- その後、Prompting Essentials で実践
ただし、両方セットで取ることを強くおすすめします。
プログラミング学習での活用
現在、以下の言語を学習中です:
- Python
- Java
- Rust
- C++
- Kotlin
学習効率の向上
TCREI フレームワークを意識することで:
以前: 「Rust で5分でできるコード書いて」
改善後:
【Task】Rust で初心者向けの写経課題を作成
【Context】所要時間5分、前回は数当てゲームを作成
【References】struct と match を使った例が良い
【Evaluate】コンパイルエラーが少なく、理解しやすいこと
【Iterate】難しければ調整してください
→ より的確な課題が得られるようになりました。
責任ある AI の活用
AI に頼りすぎず:
- 自分で考える時間を確保
- AI の回答を鵜呑みにしない
- コードの意味を理解する
といった姿勢を持つことの重要性を再認識しました。
この資格の価値
転職活動での位置づけ
正直に言うと、この資格自体が直接的な転職の武器になるわけではありません。
しかし、「AI 時代」の現在、AI を効果的に使えることは必須のスキルだと考えています。
面接で:
- 「AI をどう活用していますか?」
- 「新しい技術への学習意欲は?」
といった質問に対して、具体的なエピソードとして話せます。
本当の価値
資格そのものよりも、学んだ考え方とスキルに価値があります:
- 責任ある AI の使い方
- 効果的なプロンプト技術
- 倫理的な判断基準
これらは、これからの時代に必ず役立つスキルです。
つまずきポイントと解決法
AI Essentials
つまずき: 倫理的な問題の考察 解決法: Gemini に「こういう考え方で合ってる?」と相談
Prompting Essentials
つまずき: 自分の癖が出て良い回答が得られない 解決法: Coursera のコーチ AI にプロンプトをレビューしてもらう
面白いポイント: 課題では「AI を使って学ぶ」ことが推奨されています。 AI を学ぶために AI を使う、というメタ的な体験が新鮮でした。
どんな人におすすめ?
特におすすめする人
- 生成 AI に興味がある人すべて
- 日常的に AI を使っているが、もっと効果的に使いたい人
- プログラミング学習者
- 転職・キャリアアップを目指す人
レベル感
入門〜初級レベルの内容です。
ただし、「すでに AI を使っている人」でも、改めて学ぶことで:
- 自分の使い方の問題点に気づける
- より効果的な活用法を知れる
- 倫理的な視点を持てる
といったメリットがあります。
2つセットで取る価値
結論: 大いにあり
この2つは補完関係にあり、どちらか一方だけでは不完全です。
- AI Essentials: 「なぜ」を学ぶ
- Prompting Essentials: 「どうやって」を学ぶ
2つを組み合わせることで、初めて「責任を持って効果的に AI を使う」ことができるようになります。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所要時間 | 合計約16時間(3日間) |
| 費用 | 無料(日本リスキリングコンソーシアム経由) |
| 難易度 | 入門〜初級レベル |
| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 学習順序 | 並行がベスト、どちらかなら AI Essentials → Prompting Essentials |
取得してよかったこと
- より良いものを作りたくなった
- 責任ある AI の視点
- 倫理的な判断基準
- プロンプトの質が向上
- TCREI フレームワーク
- 具体的なテクニック
- 学習効率が向上
- AI との対話が的確に
- 欲しい情報を素早く入手
これから
「AI 時代」と言われる現在、AI を効果的に使えることは必須のスキルです。
この2つの資格で学んだ「理論」と「実践」を活かして、より良いものを作っていきたいと思います。
参考リンク:
