GoogleAntigravityと共同作業
「重力」を軽くする技術との出会い
「0から1を生み出すのは苦しい」
ものづくりをする人なら誰でも感じる、あの重たい感覚。
特に、新しい言語(Rust)やGUIライブラリ(egui)を触る時の「環境構築」や「初手のエラー」は、まるで重力のようにやる気を地面に縛り付けます。
そんな中、Googleの新しい技術「Google Antigravity」に触れる機会がありました。
「エンジニアにかかる実装作業という重たい負担(重力)をなくす」
そんなコンセプトを感じさせるこのAIエージェントと、週末を使ってペアプログラミングをしてみました。
作ったもの:現場のための「勤務表ビューア」
今回作成したのは、製造や介護の現場でよくある「複雑なエクセル勤務表」を、パッと見やすくする『マンニング表(人員配置表)ビューア』です。

なぜこれを作ったのか?
私は長年、製造や介護の現場で働いてきましたが、現場のリーダーやスタッフは常に「今日、誰がいるのか?」を確認するのに時間を取られています。
- エクセルを開くのが重い
- スマホだと表が崩れる
- 印刷して壁に貼りたいけど、調整が面倒
こうした「現場の不便」を、Rustの堅牢性とAIのスピードで解決できないかと考えました。
Google Antigravityとの「共同作業」
開発プロセスは、まさに「共同作業」でした。
- 写経(Shakyo)からスタート
最初はAIが提案するコードを書き写し、Rustの構造を理解することから始めました。 - 「これ、もっとこうしたい」を投げる
「エクセルを読み込みたい」「シフトの空きがあったら警告を出したい」。
私のあやふやな要望を、Antigravityは的確なコードに翻訳してくれます。 -
現場のリアリティを注入する(私の仕事)
AIはコードを書けますが、「現場の空気」は知りません。
そこで私がこだわったのが「スクショ保存機能」です。「現場では、綺麗なデータより、LINEやチャットですぐ送れる『画像』の方が100倍役に立つんだよ」
そう伝えて実装したこのボタンこそ、このアプリの「魂」だと思っています。
「75点」で進む
完璧なアプリではありません。まだプロトタイプです。
でも、シナモンのぬいぐるみをデスクに置き、コーヒー(たまに三度寝)を挟みながら、「現場で使える75点の道具」を自分の手で作れたこと。
そして、その過程を「Antigravity」という相棒が支えてくれたこと。
これこそが、これからの私のエンジニアリング(そして現場改善)のスタイルになりそうです。
Code is hosted on GitHub.
